ご主人様、お呼びでしょうか？

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２期アンバサダーに引き続き、可愛いアラジンを可愛くない環境へ連れ回すパワー系ファミリーキャンパー、椎茸くに子がアラジンの魔法のランプより再び！するするっと出てまいりました！

出戻り、ではなくて、restart。

2期アンバサダーからのご縁が繋がりまして、
今回、5期アラジンメイトとして
再び活動する素敵な機会を頂戴しました。

外遊びでもこだわり強めの夫、
成長してややこしさが10倍に膨れ上がった息子、
基本無気力でなにかと色々めんどくさがる私。
そんな3人家族で相変わらず、
子供の成長と共にキャンプの頻度こそ減りましたが
少しスタイルを変えつつ、細々と楽しんでおります。

で。最初のアラジンってなんだった？

妹から引き継ぐ形で、
我が家のキャンプを支えるためにやってきた
くすんだ緑がそれはそれは可愛い
ブルーフレームヒーター。
あまりの質の良さに加え、実用性があり、
後にブラックも買い足し、
２台体制でキャンプへ出かけるようになりました。

２台目のブラックを迎え入れたきっかけは
軽い気持ちで行った初めての雪中キャンプ。
雪があったらいいねーアハハ！
スキーのメッカの雪のボリュームを
完全に舐めてかかった結果…
はいこちら。

もはや体感は半地下。

掘らなきゃテントは建たない。
夜はマイナス15度。
缶の飲み物が凍って出てこない。
キャンプでもなんでもない。
ただの修行、もとい苦行。

それでもなんとかやり過ごせたのは、
ブルーフレームと別メーカーの古い古い石油ストーブ
２台体制で挑んだから。
テント内に入れば本当に暖かくて、
あまりの寒さに不安しかなかった私たちは
涙が出そうなくらい感動しました。

古いほうのストーブにストーブガードがなく、
さらには不完全燃焼気味だったので
安全面を考慮して、
ブルーフレームのブラックを
新たな冬キャンプの精鋭として迎え入れた、
というわけです。

良いものは長く手元に置ける、の代名詞みたいなブルーフレーム

遡ることあれはもう16年前…。

生まれたばかりの姪をまだ若い未婚の私が預かる、
という思い出があるのですが、
今にも壊れてしまいそうな小さな小さな新生児。
恐る恐る抱く自分の腕が不安で震えるところに、
冷え込む12月の隙間風が吹き込んで、
寒さでまた震えるんです、これが。

そんな心細い私を。
すやすや眠る赤ん坊を。
空間を。

ゆらゆらと青く揺れるブルーフレームの炎が
全部丸ごと包んで安心に変えてくれたあの冬を、
毎年、ブルーフレームをリビングに出してくると
今でも昨日のことのように思い出します。
そう、我が家のグリーンのブルーフレームは
あの時のあのブルーフレームなんです。

赤ん坊だった姪も16歳になり、
大絶賛思春期真っ只中です。
たくさん悩め！たくさんもがけ！

どうしたって形ある物には流行り廃りが存在する中で、
長く使っても全く古臭さみたいな物を感じさせない上に
大切に手入れをすればいつまでも手元に置ける。
ブルーフレームがまさにそれで。
使えば使うほど愛着も湧いてより大切にする。
すごく理想的な物の愛で方だなあと、
毎年冬が来るたび、キャンプに連れ出すたびに思います。

というわけで。

6年間、失敗したり、発見があったり。
本気でキャンプを嗜んできた経験を生かしつつ、
アラジンと共に楽しい外遊びを重ね、
まだアラジンを知らない方達が
安心してアラジンを迎え入れられるような、
そんな楽しい記事を提供してゆけますよう
また2期の頃とは違った角度から
充実した内容を目標にお届けしたいと思っています。

1年間どうぞよろしくお願いいたします。