【潜入!】アラジン ブルーフレームヒーター工場見学(前編)

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【潜入!】アラジン ブルーフレームヒーター工場見学(前編)

アラジンを代表する商品のひとつ、青い炎が美しい「アラジン ブルーフレームヒーター」。「懐かしい」という形容詞が似合う、昭和レトロなルックスと、今でも”灯油”が必要で掃除・芯の交換、とメンテナンスに少し手間のかかる愛おしさ。最新テクノロジーを搭載した”今どきの暖房機”とはあからさまに違うのに、今でも根強い人気です。 そんな「ブルーフレームヒーター」は、兵庫県の小さな工場で生産されているのはご存知ですか? 今日は、その小さな工場をみなさんと一緒に少しのぞいてみようと思います。

すべて手作業!播州地方の町工場で年間約7,000台生産

その工場は、空気と水が綺麗な兵庫県の播州地方にあります。
私が(そして、きっとみなさんも)持つ「ブルーフレームヒーター」のイメージにはピッタリの、決して大きくはない、昭和感あふれる工場です。この工場では、各箇所で作られたパーツを組み立て、検査し、「ブルーフレームヒーター」を手作業で年に約7,000台、生産してます。

早速、工場内部をのぞいて行きましょう。
まず目にはいってくるのは、たくさんの整頓された段ボールとパーツ。
そして、聞こえる機械音。
定期的な機械音は決して小さくないのに、不思議とうるさくはありません。
<パーツいろいろ>
少し薄暗い工場内で、一カ所だけ明るいスペースに近づきました。
急に灯油の臭いがして、熱気が伝わってきます。
よく見ると奥の方で、実際に「ブルーフレームヒーター」に火をつけているようです。
また、何カ所も天井から“電動ドライバー”がぶら下がって揺れています。
他にも、見たことのない機械がこの一角にぎっしりつまっていて、見ているだけでワクワクします。
そんな中、一番驚いたのは工員の少なさ!
たったの5人で全ての工程をこなし、「ブルーフレームヒーター」を製造しているというのです。

みなさん、無駄な動きがなく、ピリッとしていて”職人“という言葉がとても似合います。
そんな職人の動きをよく見ていると、1人の人が複数の工程(想像よりも多い!)を担当し、できあがったものを次の人にパスしていく形で製造されている事がわかります。

90年余りの歴史があるブルーフレームヒーターができるまで

「ブルーフレームヒーター」ができるまでの工程は大きくわけると下記のとおりです。

①タンク検査・芯外筒の設置・芯の取付け
②タンク・足・ハンドル・感震器・油量計当の取付け
③外筒の組み立て・設置、ガードと上面板の取付け
④炎の検査
⑤最後のチェックと梱包
以上の各工程を終え、次の職人にパスされる際は、このような台車で移動していきます。
工場にはベルトコンベアすらありません。
台車の上には、製造途中の「ブルーフレームヒーター」と一緒に、チェックシートが
載せられていて、全ての項目をクリアしたものだけが次の工程に進めるようになっています。
その過程では
・灯油タンクの検査
・芯を灯油につける
・点火チェック(炎の検査)
などが行われており、そのせいで灯油の匂いと炎の熱がこの一角から発せられていたようです。

熟練職人の素早い手さばきに感動!

休む間もなく次から次へと進んでいく工程ですが、見れば見るほど手作業ばかり…
実際、機械に作業をゆだねるのは検査の時と、最後にテスト用の灯油を抜く作業くらいでしょうか。こんなにも人の手で組み立てられているとは、私も工場を実際に見学するまで知りませんでした。

「アラジン ブルーフレームヒーター」は、まさに”職人の手作り”の一品なのです。

それでは、次回は私が特に気になった工程をみなさんにご紹介させていただこうと思います。

※全て2021年6月取材当時のものです
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